寺尾知可史チームでは、臨床応用を目標に自己免疫性疾患、血液疾患、悪性腫瘍を代表に幅広い疾患や形質を対象として、
遺伝統計学・ゲノム疫学・機械学習(主に深層学習)のアプローチを用いてゲノム解析を行っています。
複雑形質は一つだけの原因ではなくさまざまな要因によって生じる疾患や状態などの形質のことで、ヒトの疾患や身長・体重・検査値・行動など多くの表現型が複雑形質にあたります。
体細胞変異は細胞分裂を経ることによって生じた後天的なDNAの変化です。細胞分裂に伴うDNAの変化を修復するメカニズムがさまざまに存在しますが、それらでも修復しきれない場合があります。